小特(小型特殊免許)も取っちゃった話。
前回に引き続き、今回は誰も必要としなさそうな「小型特殊自動車免許」を取ってきました。
Q.そもそも小型特殊自動車免許って何
全国の大多数の人がこう思うでしょうが、実は免許を持っている人の殆どの人はこの免許を持っています。なにせ普通自動車を取るとおまけで付いてきますし。
どれくらいのおまけ具合を弁当で言うと、
弁当のオカズとご飯を
「普通自動車免許」
端っこについてるポテトサラダを
「原動機付自転車免許」
弁当についてるバランを
といった感じ。すっげぇ微妙…な免許です。乗れるものも少ないですし。
ちなみに小型特殊というのは
特殊自動車で、車体の大きさが下欄に該当するもののうち、15キロメートル毎時を超える速度を出すことができない構造のもの
- 車体の大きさ
- 長さ=4.70メートル以下
- 幅 =1.70メートル以下
- 高さ=2.00メートル以下(ヘッドガード、安全キャブ、フレームその他これらに類する装置が備えられている自動車で、当該装置を除いた部分の高さが2.00メートル以下のものにあっては、2.80メートル)
とのことらしい。(引用:Wikipedia)
ちなみに車検がないらしく、自賠責は公道を走る車両が入るする必要があるらしい。つまり公道に出ない車両は保険がないわけっすね。ちなみにナンバーは緑です。
(あと新小型特殊というのがありますが、あれは大特が必要です。)
取得
問題についてはよく、「原付に毛が生えた程度」と言われますが実際そのくらいです。
酷いと小型特殊に関する問題が1問もありません。あるのかもしれないけど
取り敢えず原付の教本で間に合うかなと(加えて車についての知識を少し)
取りに行ってきた
一言でいうと、驚くくらいあっちが戸惑う
と言う事。例をいくつか
僕「すいません、小型特殊を取りに…」
免「小型特殊ですか、少々お待ちください…(隣に聞く)」
免(え、小特ってどうするんでしたっけ…)
(原付と大体一緒だよ)
(あっそうでしたか)
免「じゃあこの紙に…」
受付の時点でこれです。既に取る人自体が絶滅危惧種というのが分かりますね、はい。
ついでにもう一例(証紙を買いに行く)
免「あっ原付ですねー、1500円です」
僕「アッ小特デス…」
免「あっ小特でしたか…」
ちなみに受かったあともこの流れがあります。
(いい加減覚えて…と言いたいけどその日しか会ってない人だし無理か…)
唯一適性試験だけはすんなり小特と分かってくれました。なにせ書いた紙をしっかり見てくれますからね
試験をやってみる
「まぁどうせ、原付と同じようなもんだろ」
と思っていたのですが結構違ったので紹介
原付と小特、ここが違う
その1.試験にすら市民権がない
悲しいことに、小特は受験する人が少なさすぎる故に受験する席さえ設定がありません。因みに席が分からず試験官に聞きに行くと近くの職員がワラワラと集まってきて相談が始まります(マジ)
で、職員たちの相談の結果
「普通二種」の後ろで受ける事に。
その2.問題用紙がクッッッソ綺麗
問題用紙というのは使い回されるので、使われれば使われるほどボロくなります。原付は取りに来る人も多いので使い古されてる感があります。でも受ける人の少ない小特は…
↑これが原付だとしたら
小特はこれです。
冗談みたいに綺麗です。最低でも折り目が折られ切っていないくらいには綺麗です。なので油断すると問題用紙が自然に閉じます。親の仇かってくらい折っておきましょう。(きれいに使いましょう)
その3.試験は普通車の試験みたいなもの
原付じゃねぇ…これ普通車に近いわ、と開始1分くらいで思いました。なにせ普通に自動車も二輪車も登場しますし。ただ高速についてはありませんでした。イラスト問題で車が10km/hで走ってるのには困惑しますが。
まぁ難易度は本当に原付程度です。なめてると落ちます、しっかり勉強はしておきましょう(原付の教本で大体できます)
交付
小特は合格したあとの講習がないので、受かったら写真撮影をして交付されたら終わりです。あ、受かりましたよ(ギリ
写真撮影の際順番が「二種→小特→原付」
といった感じでした。原付より早いのは若干嬉しい。ちなみに交付は13時です。
終わりに
最初は勢いと暇つぶし程度に取ってみたのですが、これ取った際に緑から青に変わりました。少し寂しい気もしますがまぁいいでしょう。
今度は大特を取りたいなぁ…
ではまた。